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森博嗣

カクレカラクリ—An Automaton in Long Sleep
森 博嗣 / / メディアファクトリー


コカ・コーラ120周年記念企画、書き下ろし作品。
昨年ドラマにもなったみたい(知らなかったー)。
森博嗣氏、読むのは2冊目だけど私結構好きかも。






「壊れかけている扉でも、それを取り除いたり無理に開けることはしない。触らないで中に入れる場所があればそうっと入って写真だけを撮る。けっしてそこにあるものをほかの位置へ動かしたりはしない。それは一種の自然破壊と同じ様なものなのだ。自分たちが愛する自然がそこにあってそれを間近に見られる、自分の記憶や記録に納める事の幸せを感じる。
これもまた、自然に親しむ心と基本的には同じものだ。」

廃墟マニアの2人が訪れた廃墟で写真撮ってるところの描写なんだけど、
この件が大好き!
廃墟を前にこんな風に書けるなんてステキだなー。
私がその作家を好きかあまり好きじゃないかって選ぶ基準は、あらすじよりもこういう好きな描写がしてあるかどうかかもしれない。
この本の最初の方にも
「空には雲一つない。小学校の生徒会長のような晴天である。」
というのもあって、空がどこまでも青く純粋に青い空を想像しました。
好きだなー、こういう風に書ける人。
また別のも借りてこなきゃ。
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by panda_77 | 2007-02-13 08:39 |